最近では、アレルギーの疑いのあるお子様に対し、学校や保育園、幼稚園などから検査をするように言われて受診される方が増えています。しかし、当院で検査を行うのは、保護者の方が希望した場合、もしくは院長が必要と判断した場合のみに限っております。
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アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎には、季節性のものと通年性のものがあります。季節性のものは特定の季節のみに症状が現れるもので、花粉が代表的なアレルゲンとなります。通年性のものは一年を通して症状が現れるもので、ペットの毛やハウスダストなどが代表的なアレルゲンです。
特定のものを食べたり、特定のものに触れたりすることで、じんましんや接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎などの症状が出るものです。アレルゲンはさまざまなものが考えられるため、特定するのが難しいケースも少なくありません。
もともとアレルギー体質を持っている場合に、ダニやハウスダストなどのアレルゲンを吸い込むことで気管支が細くなり、呼吸が苦しくなる病気です。夜間や朝方にヒューヒュー、ゼーゼーする発作を起こしやすい傾向があります。
診断は主にお子さんの症状から判断しますが、必要な場合は血液検査や呼吸機能検査を行います。食物アレルギーの検査は血液検査です。
抗アレルギー剤など症状に合わせた治療薬、皮膚の保湿剤、また生活環境の改善なども症状を軽くしていくのに大事です。
アレルギーは、特に保護者の方のフォローやケアがとても大切です。
アレルギーと上手に付き合っていけば、お子様の症状も軽くなります。 当院では、自然治癒ができるように環境を変える方法や、症状に対する親のアプローチ方法などを丁寧に説明させていただきます。